進路の基準とラグビーについて
高校入学以降、僕の進路の基準は、ほぼ一貫してスポーツを仕事にするためだ。
機械工学の学科を選んだのは、力学学んでシューズを作ろうと思ったから。
自転車競技部に入ったのは、自分も道具使うスポーツやっておこうと思ったから。
そして、そもそも同志社大学を受験したのは、大学スポーツが強いとこがでスポーツを身近に感じたかったから。
僕が高校2年の1月。前年優勝の早稲田にあと1歩の素晴らしい健闘をみせ思った。ああ同志社いいなと。
大学1年の時に帝京を負かしベスト4を決めた試合は最高だった。
そして今日。同志社は11年ぶりのベスト4入りを果たし準決勝の試合に臨み、僕はそれを東京の現場で応援した。ずっとこの日を待っていた。
…
同志社は東海大の前にスコアも内容も大敗といえてしまう状態で敗れた。
一つの達成感と、力を出しきれずに負けた失望。まだまだ。それは僕自身も。
2017年は過去にイメージした自分に近づける年にすると決めた。
大人になるということ
先月末、大学時代の部活のOB会に出席した。そこで驚いたと同時に嬉しいような、寂しいようなことがあった。
今年の卒業生に1人優秀な選手がいて、彼はこれからも自転車で食べていくことを決めていた。
彼を熱心に指導している現コーチは僕の一つ上の先輩だ。先輩の親はオリンピック選手で、先輩も全国で表彰台にあがった選手である。
先輩は、彼が自転車選手として社会にでることに反対をしていた。
先輩も世界を目指し競技をしていた。良いときの走りは誰が見ても特別な才能を感じさせた。大学に在学しながらあえて留年し、競技に専念したりもした。
しかし先輩は問題をかかえていた。その問題が最後まで解決せず、先輩は競技で生活することを諦め、業界で誰もがしる企業に就職し働き始め、同時にコーチに就任した。
コーチ業はうまくいくこともあれば、そうじゃなかったこともあった。そんな中、彼含めて成果を出す個人か複数人あらわれたのはうまくいったことだ。
5年ほど続けたある日、先輩は結婚。業界の仕事を辞めた。このあたりから明確に変わった。
話は戻って、先日のOB会。現役の彼、先輩、僕が同じテーブルになったときのこと。
卒業後も彼が自転車を続けることをその日に知った先輩は語った。自己の問題を解決できずに諦めた無念さ。ずっとその想いを引きずり炎を燃やしたままコーチに就任し、現役の学生選手に代理戦争をさせていたこと。その炎を燃やし続けるガソリンにやっと終わりが見えたこと。そして、続けるからには中途半端にせず、後悔しない日々を過ごして欲しいということ。
先輩はすでに人生で次のフェーズに入っていた。今の生活の中心は奥さん子供と幸せに暮らすことで、それができる環境を求め転職したことを話してくれた。その話をする先輩は、僕がよく知る人物ではなかった。
リアクションの薄い彼にこの話がどれだけ響いたか、僕はわからなかった。彼なりのガソリンで競技を続けてくれることだと思う。ただ、そこに少し違うガソリンが混ざった気がした。
僕にとっても後輩である彼は来期の大きな楽しみの一つだが、もっと大きな期待したくなるのであった。
そして、僕もまだまだガソリンを積んで炎を燃やし続けていたことを実感した。
影響力があってもいいし、見る目があってもいい
元彼女について。
付き合いの長い子が2人。共通点は、自分で自分の好きな生き方を勝手にやってくれるとこだ。
同級生の子は好きなことするためにチャレンジングなとこに就職し、厳しい中でそれなりに作品を残して、また今は別の仕事してる。
年下のもう一人も文化的で彼女がやりたい仕事をしてる。普通の子だと思ってたけど、最近は特に向上心あって面白い生き方してる。
僕自身、昔から好きなことを仕事にしたくて、そう公言してはばからずに生きてきた。それが彼女たちに影響を与えたのであれば光栄だ。
一方で彼女たちがそういう子だから俺と合ったのかもしれない。探し当てた僕は人を見る目があったと言える。なぜなら、学生以前に出会った女子で、こういう生き方をしてる子は彼女らだけだ。
どちらだとしても、僕にとってはポジティブなことで、それが嬉しくなって書いたmemoでした。
なお、普通っぽいなと感じた子はみんな3ヶ月で振られた。
満足度高い週末
この土日は仕事ではない自転車との関わり。素晴らしく満足度高い土日だった。
■土曜
新村のフォーラム発表。良い発表してくれた。言いたいことを簡潔に、しかし逃さずまとめられた。仕事は準備が9割。作った資料が良かったことは間違いない。
■日曜
後輩の走りはまあまあ。とみしま昇格。おばた8位。行田でダメなのに神宮外苑クリテじゃ無理でしょと思ってたがそんなことはなかった。レースに臨む準備をしっかりやればすぐ上がれる。とはいえ、金かけて昇格狙う遠征するより、金かからない近所のレースや計画的なトレーニングを推奨した。次は1発であがるように。
大学対抗は豪州遠征メンバーの岡本森口が1位&3位フィニッシュ。それぞれの良さを活かしたシナリオ通りのレースで本当に素晴らしい。あと岡本の走行テクニックはマジで良い。ロードのナショナルチーム遠征が楽しみである。
終わってから青山のカフェでベンディゴマディソンの実況音声を聞く。音だけで楽しめるのだからスゴイ。そして現地組が我々と同じようなインパクトを感じてくれたようで、そこも嬉しい。豪州遠征の未来も明るい。
■週末の終わり
後輩からの難しいリクエストをうまくさばいて、ついでに気になる後輩ちかちゃんの現況を把握。彼女もおもしろい展開ができる。
TBS英也を見て一日を終える。
満足。
意識高い系な話。
自分でインプットして、考えて、アウトプットする。
こうやって自分を鍛えて生きていかないと、夢を叶えるどころか、自分が求めるファンダメンタルな生活すら送れないことであろうことにいまさらながら気づいた。
自信過剰だったんだろうけど、世の中には優秀な人が沢山いたのだ。そして優秀な人は確実に増える。グローバル化が進み、世界の優秀な人たちが埋もれない世界になりつつある。
東京オリンピックが決定したとき僕は日本を誇ったが、今の日本を見てもはや世界に対してアドバンテージを感じることがない。日本で一流企業と呼ばれる僕の前職ですら、ほぼ機能していない人材が少なくなかったことを思い出した。
今更ながら危機を感じ自分を見なおし、冒頭にあるルーティンに行き着く。
インプットは比べにくいが、アウトプットの減少は明確。ブログの更新が減った。
・Twitter中心の生活になったから?
・仕事をこなすことに集中してしまったから?
どちらにせよ、日々自覚できるくらいバカになった。
というわけでここで整理したのでした。
書きながら思ったのは、危機意識が足りなかったんだと思う。
セルフコントロールはもちろんだけど、冒頭の一文に至るスパイラルを作りなおすことが重要。このブログはその第一歩。この意識の高さのままインプットを増やす。うまく加速できるだろうか。
今思い出すと大学時代に雑誌読みに図書館通ってたのは正解だったな。雑誌から流れていろんな本に手を出した結果、良いインプットが得られてたんだなと思った次第。